下の2枚の写真は、ケヤキ一枚板カウンター天板の削り前、削り後です。
白太がほとんど落ちていて、耳も仕上げて展示したら、かなり価値ある一枚になりそうな長期乾燥の無節の良材です。近日中に展示販売予定です。社寺建築材などで必要な建築会社様などいらっしゃいましたら、是非お声かけ下さい。
今日、久しぶりに、工務店の社長が持ち込みのケヤキ板を持ってきて、加工の依頼を相談しにこられました。
長野の方まで行って購入してきたケヤキとのことだったのですが、歪みがきつかったので、加工賃が相当かかることをお話しして、さらに持ち込み材の場合は通常加工賃の倍額以上になることを計算したら、うちで購入した板を加工した方が安いということになり、結局、ケヤキの板を一枚ご購入いただき、それを加工させていただきました。
無垢材というのは、加工しないとなかなか使える状態になりにくいものなので、いくら素材自体を安く購入しても、加工する手段がないと、結局高くついてしまうことがあります。
今回はそういうことになりましたが、持ち込み材の加工については底堅いニーズがあり、社会性のある仕事として引き続き承っていきますので、気軽にご相談下さい。
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