ウッドデッキ(すのこ)の廃材です。

写真は、近所の人からの依頼で撤去してきた桧ウッドデッキの廃材です。廃材引きあげを依頼されたことで勉強になったことが2つあります。一つは、床から湿気があがらないような状態であれば、桧の板でも15年くらいは耐えられそうだということです。撤去した現場はマンションのバルコニーで床がコンクリートだったのですが、半分は屋根下で、半分は雨のあたる状態でした。屋根下部分のデッキ材は、まだ使えるほどで、雨の当たる箇所は腐りかけていましたが、現状で20年経っていたそうです。自分の家のデッキは、試験的なことも考えて杉の赤身部分で作ったのですが、これもどのくらいの耐久性があるのかこれからの様子が楽しみです。もう一つは、ウッドデッキ業者さんの現場施工や撤去・搬入費は、私たちが考えるものよりかなり高額だということです。このお客様はデッキ工事をどこかの業者に依頼されたようなのですが、撤去費があまりに高額だったため、うちに相談に来られ、こちらとしても撤去のみの仕事の依頼ということだったので、材販がない分、通常よりも高めに見積もりしたのですが、それでも業者さんよりぜんぜん安かったようで、その場で受注し、昨日撤去作業を終えました。また、このところウッドデッキの材工の見積もりをうけ、業者さんにいくつか見積もりしていただいたのですが、私の自宅で工事したように、デッキ工事を大工さんに依頼するのと比べると、どの業者さんもかなり高額な見積もりです。ちょうどキッチンメーカーのメーカー施工による現場取り付け工事が、作業時間の割りには高額なように、ウッドデッキ施工もそういうものなんだと思い至りました。こんな材木屋らしくない便利屋のような仕事の中から、2つも勉強できたのはとても有難いことで、勝又木材という存在をもっともっと幅広く知ってもらえれば、今まで仕事としては考えていなかったような新しい発見があるかもしれません。それも楽しみなことです。とにかく、木に関係あることなら何でも、気軽に御相談下さい。

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。