今年最後の「材木屋のセール」、終了しました。

今日は、営業日の土曜日にセールを開催したため、配達と接客が入り混じってしまい、あわただしい一日となりました。天気にも恵まれたため、お客様の入りもまずまずでした。羽目板を探しているお客様に産地を聞かれて「中国」だと言うと、あまりいい顔をしないのですが、価格が安いため、購入していかれました。実際、広葉樹の羽目板やフローリングとなると、国産のものは極まれで、あったとしても、価格がかけ離れています。日本国内の広葉樹の大木は、事実上伐採できないものがほとんどなので、安定供給ができず、国産フローリングと言っても、原木は輸入材であることがほとんどです。中国製品のいろんな問題がこのところ食品を中心にクローズアップされていますが、ユニクロなどの衣料品でもわかるように、中国産の製品は、日本になくてはならない存在となっています。私自身、出来るだけ国産材を消費した方が良いと思ってはいるのですが、木の好きな材木屋としては、国産では供給しきれない木において、輸入材も扱うべきと考えています。うちで買った中国産のフローリングのケースに「made in china」と印刷されていたので、貿易会社兼メーカーの人に、「客受けが悪いので、この印刷は消せないんですか?生産国を表示していないメーカーの方が多いですよ。」と言ったところ、「表示していない方が不誠実じゃないんですか。」と言われ、「なるほどそれも一理あるな。」と感心し、それ以上何も言いませんでした。国産と海外産(特に中国産)をどう区分けして販売していくか、今後の課題の一つです。

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。