最近、ステンレスや鉄・銅などが盗まれるという事件が起きる程、材料が高騰しているようですが、木材・ベニヤ・その他に関しても値上がり傾向にあります。今日、節の無い化粧木材の見積もりをしているとき仕入れ業者と話したのですが、パイン・タモ・ナラなどは値段はもちろん、中国・その他へ物が流れていることもあり品物の確保自体も難しくなってきているというのです。これらの材料の大半は輸入に頼っているため、ロシアの関税の値上がりなどと重なって、価格高騰・品薄が予想されます。輸入材が値上がりすると、国産材の使用比率が増え、国産材も値上がりを始めています。ロシア唐松のベニヤが、6割~8割値上りしており、さらに値上りする傾向にあるため、国内最大手ベニヤメーカーも「国産杉のベニヤ」の製造工場を四国につくるようです。そうなると、杉の原木が大量に必要となり、国産材の価格も上がり、林業家の人達が報われるときがくるのではないかと思います。写真は、左が幅60cmくらい(厚み6~7cm)のブビンガで、右が幅70cmくらい(厚み6~7cm)のアサメラです。ワレが入っているためそのまま一枚板で使うのが良いのかわかりませんが、いろいろと使い道はあるかと思います。このホームページを見て今週中(3月23日まで)に買いにきてくれれば、先着1名様、写真の2枚セット10000円で販売します。去年、春の「材木屋のセール」のとき、試作品特価と題して、「杉の自家製ダイニングテーブル」を3万円で2台つくって1日で完売したのですが、昨日、そのうちの1台を買っていただいた方が来店し、今度「はなまるマーケット」というテレビ番組に自宅紹介みたいな形で出て、そのテーブルも紹介してくれるようなことをおっしゃっていました。「放送日が決まったらメール下さい。」と頼んでおいたので、またブログ上で御紹介できると思います。何故か、便器が材木屋で売れています。ほとんど宣伝していないのですが、少しでも予算を安く上げたいと考えている方にとってはいいようです。おそらく水道屋さんは、便器の売上げ利益が飯のタネなのでしょうが、材木屋などは、今まで存在しなかった売上げなので、薄利で売ってしまうからなのだと思います。材木屋から入った便器を取り付けするのは、水道屋さんとして、気分の良いものではないということは推し量れますが、それでも安いほうを選ぶのには、情や筋といったものが薄れてきているという時代の変化だけでなく、現代の工務店経営の厳しさが背景にあるのだと思います。
建築資材、ほとんどのアイテム値上がりしています。
東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】
東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。
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