こんなことやってるから儲からないのかなあ

昨日、狛江から来た人で、「いろいろ見たけど、ここが一番安かったので」と言って、6500円の杉板を買っていった人がいました。そう言われると、「安く売りすぎているのかなあ」と少し不安に感じていたところ、今年の夏にうちの近所のお寿司屋さんの新店舗建築のとき材料を買ってもらった建築会社の方から電話がきました。その時のご縁で取引をはじめていたのですが、その会社で現在、三井の孫請けとなり飯田橋近くのマンションの一室をリフォームしており、材料を買ってもらっています。その材料の一部が仕様と違っていたらしく、工事終了期日が2日後にせまっているためあわてており、交換材を入れてほしいという電話だったのです。その交換材は、常識的には入荷するのに2日かかるものなのですが、先方が困っていたので、普段仕入れているところとは別のところを何件かあたって、在庫持っている仕入先を見つけて、そこで引き取りがてらすぐに現場へ配達することにしました。その旨を連絡したら、その建築会社の方からとても感謝されたので、普通なら飯田橋まで4万円くらいの商品を持っていく場合、別途運賃をいただくのですが、「この人も失敗して余計な赤字を出してしまうのだから、運賃はサービスしといてあげよう」と思い、電話がきてから約4時間拘束された仕事を終えました。もちろんこの売上の利益で、ガソリン代は出るのですが、4時間分の経費には到底足りません。ただ、人間というものは感謝されると、できるだけ協力してあげたくなるものなのだと感じました。しかし商売として考えると、あくまでも運賃を請求するべきなのかもしれませんが・・・。「こんなことやってるから儲からないのかなあ」と帰りの車を運転しながら一人考えていました。

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。