今年の春先から始まったウッドショックと呼ばれる木材不足と高騰ですが、当初考えていたより上がり続けています。
4月・5月のときは、1.5倍くらいの価格で落ち着くのかと内心思っていたのですが、気が付くと上がり巾の大きいものは春先から2.5倍くらいまで上がっている感じで、これから入荷してくる輸入材はさらに高騰したものが入るそうです。
また、ここにきてベニヤの供給が少なく、ランバー材もベニヤ同様に品不足と値上がりが深刻になってきています。
うちくらいの規模で建築木材やベニヤなどを扱っている会社は何とか欠品しないようにやりくりできるかもしれませんが、もっと大きい会社は商品の確保がより大変ではないかと思います。
昨日、ふと思ったことがあるのですが、お客様から「こういう商品がないか探してくれ」と依頼されたときに、時間をかけてでも徹底的に探すか、ほどほどの時間をかけて探すか、ちょっとだけ探すか、もちろん徹底的に探す方が、そのお客様からの支持は得られると思いますが、時間を取られるため、人より多く仕事をこなせなかったりします。
ただ、時間をかけずにちょっとだけ探して「そんな商品ないですね。」と返答したりすると、お客様から「あいつはまともに探しもしないで・・・」という評価を受ける可能性もあって、今後の注文がもらえなくなったりする一因になることもあり得ます。
何が正解かはわかりませんが、そのときどきの適格な判断の積み重ねが、仕事では大事なのではないかと思いました。
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