まずは、18mmのベニヤを縦に3枚割りして、約1820ミリ×300mm×18mmのベニヤを30枚作りました。といっても、私は製材所にベニヤを持って行っただけで、加工は製材所にすべて依頼しました。
お客様からの注文は、300mmの長さを、15mm→0~1mmくらいの勾配に加工するというもので、下写真のベニヤ断面の状態が長さ約1820mm続きます。
見積りしたときは、自社で杉板を削って作ろうかと考えていて、どうせ決まらないだろうと思っていたこともあって安易に見積もりしてしまったのですが、実際に注文が来てしまってよくよく考えてみたら、この薄さだと自社では作れないことがわかり、あわてて製材所へ相談して何とか作ってもらい、30枚、納品させていただきました。
この仕事で勉強になったのは、最初見積もりの時点では、10枚くらいと聞いていたような気がして見積もりしたのですが、実際には30枚のご注文をいただいたことにより、何とか商売をさせていただいたことです。
本当に10枚の注文だったとしたら赤字仕事になってしまうところでした。
切断面は、ボンドの色が黒く出てしまい、マーブルチョコのような柄になりました。
こういった特殊な加工依頼も承ることはできますが、おそらく一般感覚からすると高額だと思うので、おそらく2度とやることはないと思います。
木のことなら何でも、気軽にご相談下さい。
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