自然乾燥した杉の一枚板、長さ2m超×奥行き巾500mm前後×65mmほどあり、展示販売しておりました。
展示販売していたときは下写真の状態で、表面はプレーナー削りしてありますが、それ以外はなにも手をかけてません。
写真下の方をみていただくとわかるように、プレーナーの刃物痕(縦に通っている線)が目立って見えます。
お客様のご希望は、①長さを1600mmにカットして、②厚みを1cm薄くして、③両面サンダー磨きと④耳仕上げ → ⑤オイル仕上げ で完成。
というもので、歪みに関しては、厚みがあるせいかほとんど反ってなかったので、平面加工しませんでした。
①のカットは少し危ない作業なので、こちらで承りました。
②は、大型機械を使う作業なので、こちらで承りました。(①②ともに有料)
そして、③~⑤に関しては、お客様がdiyにて作業いたしました。
作業時間は、休み入れて4~5時間だったと思います。
そして、最後に完成したのが下写真になります。
まだ20代くらいの若い男性一人でのdiyで、概ね順調にきれいに仕上がっていました。
オイル仕上の材料は、お客様に小さい瓶のオイルを御購入いただき、それを使用していただいたので、杉板一枚塗るのにどれくらいの量のオイルを使うのか、だいたいの目安を知ることができ、それは私にとって収穫でした。
作業場開放は、完全予約制(日曜限定)で開催しています。興味のある方はお声かけ下さい。
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