下の写真は、年末にご注文をいただき、一昨日納品させていただいた「ブラックウォルナット一枚板のダイニングテーブル」です。
奥行き巾800mm~850mmくらいあって、ダイニングテーブル天板にはちょうど良いサイズの一枚板だったのですが、大きな穴があって、それが難点になっていました。
よって、このサイズの板としては格安の10万円で実店舗販売していたところ、その穴をレジンで埋めてテーブルを作ってほしいという依頼が入り、今年になってから作業に入りました。
まず、歪みを直すのに平面加工サンダー仕上げを外注で依頼して、出来上がってきた天板にレジンを流入。
冬ということもあって、乾きが遅く、さらに木自体への染み込みもあって、レジン作業だけで2週間くらいかかりました。
そのあと、天板を磨き始めたのですが、この時点で天板が許容できないくらい反っていることに気づき、結局、自分で平面加工し直すことに・・・。3~4mm削って仕上げました。
脚材は、ウォルナットの厚板で2m×220mm×90mmくらいのものをお客様が選んで、それを4本に切り分けて、太い脚をレッグジョイントで取り付けて、最終的な総額では、36万円くらいになりました。(たぶん、結構安かったと思います。)
レジン自体もそれなりに高額なのですが、それよりも、手間と時間が相当かかってしまい、なおかつ仕上がりも難しいということがわかり、今回は、今後のためにもとても勉強になりました。
需要があれば、またやってみたいと思います。
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