集成材ですが、溝加工の枠材(敷居・鴨居)の急ぎの注文があって、当店で加工しました。
通常は集成材メーカーに溝加工まで材工で依頼して、出来上がり品を納品することが多いのですが、いくらタイミングが良くても3日以上はかかってしまうので、今回は自社で溝加工することにしました。
集成材メーカーに加工を依頼すると、もちろん加工賃は別途かかるのですが、大型の木工機械があるので、複雑な加工ほど自社で加工するより断然効率的で、値段も安くあがります。
これまで、おそらく多くの材木屋は、物の値段に対する利益率・額などは気にしていましたが、労働時間はあまり計算に入れてないことが多かったのではないかと思います。(私もたぶんその一人だと思います。)
ただ、材木屋の仕事も昔とは大きく変わってきており、ニーズのある仕事であれば、かけた時間なりの請求・見積もりをしても、ご理解いただけるケースも増えてきています。
大量には材木が売れなくなってきている今、材木屋の意識も変わっていかないと生き残るのは大変です。
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