下の写真が、ウレタン塗装・3分艶で仕上がってきたクルミのカウンターです。(塗装を依頼した会社に再確認したのですが、3分艶で間違いないとのことでした。)
仕上りが良すぎるのか、想像したよりも光沢が強く、私自身も違和感はあったのですが、出来としては悪くないし、テカテカしているのが好きな人もいるので、無事に納品を終えたと思い、店へ戻ってきました。しかし、私が感じた違和感はお客様も同様に感じていたらしく、数時間後に、「塗装、どうにかならないでしょうか?」という問い合わせをいただきました。見て感じた違和感、それは、無垢カウンター一枚板というより、建材カウンター(ウレタン塗料の手触りになります)だったからです。いつも木にふれているからなのか、自分は、ウレタン塗装よりもオイル塗装の方がナチュラルな感じがして好きですが、メンテナンスの問題からウレタン塗装を選ばれる方が以前よりも増えています。これは、お客様の好みの問題なので、どちらでも気に入った方を選んでいただければいいと思います。結局、塗装面をサンディングし直して、ウレタン艶消しで再塗装という流れになるのではと思っていたのですが、その後、お客様から「オイル塗装にしたい。」という要望があって、納品したカウンター天板を一度引き揚げて、塗装を全部はがし、再磨きして、オイル塗装して、再納品させていただきました。(やり直しの費用に関しては、お客様との話し合いで、一部いただきました。)オイル塗装したクルミカウンターの完成写真は、また明日ご紹介しようと思います。
0コメント