杉の家具 ダイニング3点セット

写真は先日納品させて頂いたテーブル・ベンチ×2台の3点セットです。お客様に木を選んで頂くところから始め、自然乾燥を待ち(天乾)、1年+数か月で納品となりました。乾燥後の作業の取り掛かりが2か月位後ろ倒しになってしまい、お客様にはご迷惑をお掛け致しました。
木裏の反り止めです。
木表のアップ。杢の良いものを選びました。なかなか探してもすぐに見つかるものではありません。
ベンチは背もたれ付きと背もたれ無しを1台ずつ。
扉の写真。下部は収納になっています。杉材は、柔らかくすぐに傷がつくので、家具の用途として考えると、選択肢から外してしまう事があるように見受けられます。ですが、杉は個体差も大きいので、目混みの材や、脂艶の良い材を選ぶと、目粗の材などに比べて、傷も目立ちにくく(傷の深さが浅くなる)、木目の見た目も良いものができるかと思います。建築用途の目粗材や人工乾燥材のみの判断で、杉は良くないねと、感じられている設計者さんや工務店さんやそれを聞いた一般のお客さんもいらっしゃいますので、ここは是非一度、材木屋の目利き・意見にも耳を傾けて頂き、判断してもらえれば幸いです。杉は柔らかい分、あたりが優しく、体が触れる部分にはおすすめなのです。実際、床材にもよく使われています。では、製作担当でした。

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。