写真は、先日御紹介させていただいた「青森ヒバの門扉」を製作したお客様が、自宅で、ソファ前の足置き台として使っているスツールです。杉などの針葉樹を使っているため、軽くて使いやすく、実用的でもあります。また、材料は大きな材がないので、手間を惜しまなければ材料コスト的には抑えられるのではないでしょうか。また、曲線はジグソーで切ったとのことなのですが、私ではできないくらいキレイに出来ていました。このお客様は、吉祥寺の自宅に工房専用として使っている部屋があるのでいろいろと製作されておりますが、スツールくらいなら1坪程度のスペースがあれば十分製作可能なので、これからDIYをやっていこうと思っている方などチャレンジしてみてはいかがでしょうか。いよいよ忘年会シーズンに入ってきました。先週、今年初めての建材問屋さんの忘年会に行ってきたのですが、商況としては、「とにかく厳しい」と言っていました。「競合他社の中で、商売として到底やっていけないような価格で売っている会社などがあり、どうにも困っている。」と大手建材問屋の営業本部長が嘆くほどの状況のようです。今に始まったことではありませんが、下請け業は、よりいっそうコスト競争が熾烈になり、底知らずの様相です。私共も下請け仕事が大半なので常日頃考えてしまうのですが、やっぱり、エンドユーザーに販売する立場になるか、他社の追随を許さないくらいの独自ヒット商品を開発するか、どちらかできない限り、ずーっとこの状況は続いていくのかもしれません。よって、いろいろと試行錯誤しつつ今までと違うことを始めたりしていますが、ビジネスモデルの確立されていないことを、商売として成り立つところまで持っていくということは本当に難しいと日々感じており、それでもきっと、いろいろと試みているうちにいい答えが見つかるのではないかと思います。
お客様の製作品
東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】
東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。
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