写真は、主に木造の新築物件でよく使われる針葉樹構造用合板です。この合板は主に屋根下地・床下地・外壁下地などに使われるのですが、すでにどの問屋もオーダーストップの状態で、この影響を受けて、屋根下地用の杉板なども木材市場の在庫からなくなりました。うちがギリギリで買えた杉板も、今朝、木材市場から電話があって、「現物が置いてあると、買いたい人が次から次へきて断るのが大変だから、すぐに引き取りに来てくれ。」と催促され、ガソリンを気にしながら今日引き取りしました。ただ、きっと最も深刻なのは床下地材としての合板だと思います。屋根下地・外壁下地はまだ代用品があるのでいくらか軽減されますが、床下地材としては合板以外に代用品がきわめて少ないため、家は上棟したけど、床の材料がないから工事ストップという状況になりかねません。被災地の方々を思えば、こっちなど大したことはないのですが、私共材木屋も含め、建築関係の商売は少なくともこれから半年は、断熱材不足の比ではないほどのかなり大きな打撃を受けることになると思います。
合板(ベニヤ)の供給状況
東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】
東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。
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