「楓のカウンタ板」できました。

写真は、お客様のオーダーで製作した「楓のカウンタ板」です。当社のスタッフが、最初から最後までマンツーマンで接客及び製作しました。このお客様は、発注になるまでに3~4回来店してくれ、その間、他のお店も数社見に行ったそうですが、最終的に当社に発注いただきました。いろいろと考えた末にうちを選んでくれたという、当社にとってうれしいお客様です。がしかし、少し問題がありました。板の乾燥度合いがあまく、狂いが生じる度合いが大きいのではないかということです。無垢材であれば、どんなものでも多少の狂いは生じるものとお客様に説明し、ご理解を頂いて販売しているのですが、狂いの度合いが大きいと、せっかく注文いただいたお客様に申し訳ないので、今回の場合は、「樫」の木を使って、木裏に吸付き桟4ヶ所とチギリ表裏計4箇所を入れることで対応いたしました。木裏の写真を撮り忘れたためお見せできないのが残念です。製作後にいつも、「加工賃、安すぎたかなあ。」と反省してしまう注文が多いのですが、その典型的な例となってしまいました。(お客様は、安いと思っているかどうかわかりません。)「楓(メープル)」は、私共材木屋の仕入れルートではあまり売りに出てきません。さらに幅50センチくらいあるものは、希少材といってもいいかと思います。特に外側近くの木肌が美しく輝いていて、小物などに使ってもきれいなのではないかと思います。まだ、メープル材の在庫いろいろありますので、興味ある方は、見に来てください。話は、変わりますが、「米栂の90㎜角」と「国産檜の90㎜角」では、檜の方が安いというのを御存知でしょうか?。工務店さんでも知らない人が多いのです。今日も大工さんが来店し、「栂の90㎜角下さい。」と言ってきたので、「栂の在庫はないけど、檜だったら在庫ありますよ。」と言うと、「だって、檜は高いでしょ。」と言うのです。結局、檜の90㎜角を買っていったのですが、大工さんでさえ知らないのに、一般の人たちがわかるはずもなく、もっと木材関係の人たちが(私も含めて)PRしなければ、国産材が20%以下、輸入材が80%以上という現状を変えていくことは出来ないと感じました。

東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

東京 吉祥寺勝又木材のホームページ。武蔵野市、五日市街道沿いにある明治創業の材木屋です。 「誰でも気軽に立ち寄れる材木屋」をコンセプトに、初めての方でも気軽に立ち寄れるよう木材や建材のガレージセールを春と秋に行なっております。 また、通常営業日もDIYに使える木材や合板など、一般の方への小売・配送(有料)に対応しております。 店舗の改装などで良質な無垢のカウンターや内装材をお探しのお客様はぜひ。