庭木から製作・6/29掲載ブログの続き

今日やっと、製作したもの全部納品を終えました。

まずはクヌギのベンチの写真です。

直径20cmに満たないようなサイズの丸太だったため、3枚接合してベンチ天板を作りました。上に載っている輪切りは槐材です。

次は槐のデスク天板です。(下写真)

耳摺りで1500×700の長方形にしました。同じ槐の木なのに部分部分で違った色や杢が出ていて個性的なものができました。

納品に行ったとき、お客様がflexispot電動昇降台を購入して準備してありましたので、書斎のflexispotデスク天板として使われるようです。


そして、最後が約1800×850前後の耳付きダイニングテーブル天板です。(下写真)

限られた材料をどう組み合わせて希望サイズの天板を作り上げるか、時間をかけてやっと形になりました。

脚は鉄脚ですが置くだけタイプではなく、「取り付けてほしい」というお客様からの要望により、自社内で仮取付けして、現地で納品時に本取付けさせていただきました。


納品の全部をまとめると、

「1700×340×H430のクヌギベンチ」「1500×700の槐天板」「1800×850の槐耳付きダイニングテーブル」「槐の切り株・輪切り4枚」になります。

製作費を見積もりしたときは「材料費がかかってないのに、結構な金額になるな。」と思ったのですが、出来上がってみると、普通、一枚板でもこれだけいろいろ作ったら、材工共で同じくらいの金額になるのではないかと思い、一枚板ではなくてもそれが思い入れのある庭木で揃えられると考えたら・・・。

高いと思うか、安いと思うかは、その人次第です。










東京・吉祥寺の勝又木材【一枚板カウンター】

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