木材不足、ベニヤ不足で仕入れ先に電話する回数が増えて、なんだかこのところとても忙しい雰囲気になってます。
以前、入荷をお知らせした「国産杉の無節上小節乾燥材4000×40×30の垂木」ですが、使った大工さんからの反応が少しずつ上がってきました。
現在、赤松垂木の相場は2月末時点から比較して1.5倍と言われてますが、その価格ならすぐに仕入れられるのかというとそうでもない状況からすると、まだまだ上がっていきそうです。
そこで、赤松垂木が値上がり始めた3月下旬に仕入れた上写真の「杉の垂木」ですが、これも無節上小節乾燥材なので元々安いものではありません。
ただ、赤松垂木が高騰しているため、まだ赤松垂木(上グレード)の値上がり前と同じくらいの価格で販売しています。
大工さんの反応は良い悪いありますが、一言でいうと、「意外と使える」といったところで、反応があまりよくなかった大工さんでも、「次からは赤松に変えてくれ」とは言われずに、「また杉で入れてくれていい」と言ってきたので、悪くはないのだと思います。
あとは、赤松より軽いので、年配の大工さんなんかは作業しやすいかもしれません。
この垂木もあと100束ほどでなくなるので、次の仕入れは上がってくると思います。
本当に欠品が増えてきて現場が止まってしまうと住宅業界全体にも大きく影響が出てしまうので、何とか今くらいの状態で夏まで持ちこたえて、そこで需給が落ち着いてくれることを願っています。
0コメント