長さ約4m×奥行き巾700mm以上あるパドックのカウンター天板を、思い切って長さカットして、削ってみました。
普通なら、大は小を兼ねると考えて、大きな状態のまま置いておくのですが、在庫が他に数枚あることと、販売を促進させようと思ったので、小さめのダイニングテーブル天板用にカットしました。
カットして削った一枚が下の写真です。
サイズは、長さ約1450mm×奥行き巾約720mm~750mm×厚31mmです。
幅700mm以上あって厚み34mmほどだったのですが、3mmほど削っただけでほぼ全面新しい面が出てきました。
そして、そのまま天板で使えるくらい歪みがみられません。
平面加工しないで、この幅と厚みで、これだけの状態になる材というのは珍しいです。
接客していると、「幅広板で、厚みは薄くていいんだけど・・・」といったご要望を聞くことがしばしばあります。
巾広い板で厚みが薄いと、どうしても反りなどの歪みが発生しやすく、普通の木であれば使い物にならないくらい歪みが発生してしまうので、「幅広板を挽くときはそれなりの厚みが必要」というのが私たちの常識なのですが、この板はもともと薄く挽いてあったことから考えて、そういう素材なのだと思いました。3mm削っただけで新品同様に戻ることから考えても、かなりの優良材です。
明日から、実店舗とネットショップ(ネットショックは今から購入可)にて、特価販売開始!
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