[2009年03月17日] アーカイブ

2009年03月17日

桧の柱

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写真は、吉野桧の柱です。一見何のことはない柱ですが、やはり、吉野桧は同じ材寸でも樹齢が高く、年輪がつまっている材が多く見られます。ただ「桧」という名前だけでは、半値くらいで買えるようなものもあるので、これから家を建てようと考えている人などは、そのへんも考えた方がよいかと思います。
昨日、テレビ東京のカンブリア宮殿に、速水林業の社長が出演していました。品質の良いヒノキを生産するための森づくりに取り組んでおられる立派な方だというのは以前から聞いて知っていましたが、話の中で最も記憶に残ったのは、「自分の親父は、林業という仕事が好きで、本当に楽しんで働いていた。そういう背中を見て、自分は育った。」というような内容のことをおっしゃっていました。
私も、土曜・日曜でも働くことがあるのですが、家では、「休みでも仕事しなくちゃいけないんだから大変なんだよ。」と言うのですが、嫁には見透かされたかのように、「いいじゃん、好きなことやってるんだから。本当は楽しいんでしょ。」といったような会話を何度したかわかりません。
木に携わる仕事というのは、どこか自然と癒されるような効果があり、その環境を心地良いと感じさせる何かがあるのではないかと考えてしまいます。
そのかわり、昨日の速水林業の社長も言っていましたが、林業ほどではないにしても、木材業も収入は厳しいと言わざるをえません。
精神的・肉体的に厳しい仕事で高収入を得るか、楽しんで働き厳しい収入でやっていくか、人それぞれの生き方なので、どちらが良いかわかりませんが、楽しんで働けるということは幸せなことなんだと思います。


投稿者 katsumata : 19:35