[2008年12月] アーカイブ

2008年12月27日

必要とされる会社になりたい。

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数年前から、「お客様に必要とされる会社になりたい。」と思って、仕事に取り組むようになりました。
というのも、ここ数年、建築会社にとって材木屋という存在は、「建築材を現場運搬してくれる会社」という程度のもので、オーバーに言うと「どこで買ってもいいんだけど、お宅で買ってあげてるんだよ。」というような雰囲気がありました。要するに、うちという存在がなくなっても、取引先工務店は困らないと思われる存在だったように思います。
現在、不況の影響で、会社から必要とされなくなった人々が、たくさんいます。私も勤めに出ていた頃、必要とされなくなったときの辛さを味わったことがあります。
もう15~16年前になりますが、その頃私は、日本通運本社情報システム部に勤務していました。
その頃の私は、仕事に対する意識がとても甘く、学生の延長のような感覚で仕事していたと思います。
そんな私に、入社丸2年したときに、突然辞令がおりたのです。
「システム統括課に移動してほしい。」という部内移動だったのです。
入社から2年間居た課は、社内システムを主に扱っている所で、比較的のんびりしていたのですが、移動先のシステム統括課は、一刻の猶予も許さないような仕事もあり、夜中に自宅に電話がかかってくることも日常茶飯事の課でした。
仕事の内容を考えて、「移動したくない。」と思ったのも事実ですが、それ以上に辛かったのは、それまで居た課から必要とされなかったことです。
そのとき私以外に、私の同期で候補になっていた人もいたのですが、「あいつは必要だから」というような課長からの引きとめがあって、私が出されることになったようなのです。
あまり長く落ち込むことのない私なのですが、そのときは、数週間落ち込んでいたのを覚えています。
やはり人間は、「必要とされない」ということが、すっごい辛いことなのだと思います。
ただ、今になって冷静に考えてみると、比較されたその同期入社の友達は、理科大のどこかの科を首席で卒業したという優秀な人間だったので、どうみても彼のほうが仕事ができたし、落ち込むほどのことではなかったのではないかと思います。
ちなみに彼とは、同期入社の中で最も仲が良く、彼の実家(父親が設計事務所を開業している)を建替えたときも、うちで木材を入れさせてもらいました。

私だけでなく、「必要とされたい」と思っている人はいっぱいいると思いますが、今年の仕事の成果としては、今までより、世間一般からも建築会社からも必要とされる度合いが上がったのではないかと思います。
一つには、材木屋が減ってきているという要素もありますが、もう一つは無垢材の販売や加工・製作に力を入れてきたことが少しづつ広がってきて、所々から現金売りや製作依頼が増えてきていることです。
「年の瀬だから、もうお客さんは来ないだろう。」と思っていたのですが、今日、写真に撮ったように、一般
のお客様の車が3台同時に来て、大掃除の途中で2人ぬけて接客しなければならないほどでした。

会社としては、今日が今年最後の営業日になります。(ただ、私含め、休み中も出勤してくる人が居ると思いますが・・・)
今年も色々ありましたが、「自分は恵まれてるな。」と強く思うのは、「人(社員)に恵まれている。」ことです。
経営者サイドから見て、社員全員を絶対必要なスタッフだと思えることは、とても幸運なことです。
また、必要とされる方も幸運なことなのだと思います。
仕事のキャパとしては、今のスタッフの許容量を超えてしまっているのですが、もう少し業績がよくなるまでは、今の人数で当面、営業していきますので、これからもよろしくお願いします。

投稿者 katsumata : 17:32

2008年12月25日

「手作りの囲い」、できました。

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写真は、犬小屋の出入口外に置く囲いです。(ちなみに犬小屋もうちで作りました。)
材料は国産杉で、それにウッドロングエコを塗布したので、色が青緑っぽくなっています。
木に関することならなんでも気軽に御相談下さい。
結局昨日は、クリスマスイブだというのに、木材市場の忘年会に顔出してきました。私以外は皆60代・70代の方々なので、クリスマスイブということはあまり関係ないようでしたが、この不景気の影響なのかいつもにもまして集まりが悪く、全員で15人前後でした。
元気のない木材業界ですが、自分たちは元気を失わないようがんばっていこうと思います。

投稿者 katsumata : 19:19

2008年12月18日

「100円均一コーナー」、好調です。

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写真は、五日市街道を挟んで南側の方に置いてある「100円コーナー」で、もう一つ北側の方にも「100円コーナー」があります。
100円コーナーは、台風や雪の日以外なら、ほぼ毎日売上げがあります。まとめて10本以上買って帰る人なども珍しくありません。
100円コーナーの内容は、曲がってしまった木で長いままだと売りにくいものを短くカットしたり、カビが入ってしまったもの、製材後の余り材、長期在庫木材の処分など様々ですが、中には、まともに売ると1本1000円以上するような木を出してしまうこともあるので、まずはチェックしてみて下さい。ただ、そういったものは、すぐなくなってしまいますが・・・。
100円ショップのように、お客様が並んで買っていくわけではないので、もちろん売上げの柱になるようなものではありませんが、処分するか、在庫として長期間眠ってしまう運命の木たちを、何に使うかわかりませんが一般の人たちが買っていってくれるということは、良いことだと思います。
さらに、チリも積もればではありませんが、少しでもこの不景気を助けてくれる現金収入になることも間違いありません。
100円コーナーで購入いただいた木材のカットも承っておりますので、気軽に声かけてください。ただしカット賃は基本的には有料です。(手ノコは無料貸し出ししています。)

投稿者 katsumata : 17:46

2008年12月17日

「杉2枚ハギのテーブル」です。

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写真は、10月のブログで2枚ハギしたばかりの写真を載せたものを、オイル仕上げして、テーブルとして現場へ納めさせていただいたときの写真です。笹田製作です。
長さ4m1枚の杉の厚板を展示品から選んでいただき、2枚ハギして天板を作り、最も手間コストのかからないV字型の脚を2台用意して、それに天板をのせて出来上がりというタイプのテーブルです。
いろんな形の脚がありますが、高級な板材を脚材に使わなければ、このタイプの脚が最も安くできます。
(製作手間が簡単で、時間がかからないため)
こんな不況なので「とにかく予算ありき」、だけど「無垢の木と共に暮らしたい」というお客様がいらっしゃいましたら気軽に御相談下さい。
野菜などの食品に関しても、お金のある人は、無農薬・有機栽培の国産野菜を買って食べてればいいのでしょうけど、「お金はあまりないけれど、体に良いものを食べたい。」と思っている人は自分も含めいっぱいいるのではないかと思います。
木と野菜では畑が違いますが、うちも皆様の需要に応えられるよう努力していこうと考えています。
1本・1枚100円の木~1本・1枚100万円の木まで、幅広く在庫を取り揃えており、いろいろなお客様の要望に応えられると思うので、気軽に店内へ入ってみて下さい。

投稿者 katsumata : 18:57

2008年12月16日

「桧の90㎜角、乾燥材」入荷しました。

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私がこの業界に入った頃(12~13年前)には、90㎜角の桧でKD材(人工乾燥材)は、流通にのっていなかったのではないかと思います。そのため、90㎜角は、栂か桧のグリーン材を在庫していたのですが、近年、写真のような桧90㎜角の乾燥材の流通が増えてきたため、価格も栂と変わらないほどになってきたので、90㎜角は桧KDのみ在庫しています。
最近、製材の注文が増えてきているのですが、先日、突然知らない方から電話をいただき、「手持ちのブラックチェリーの平面出しとプレーナーがけをやってほしい。」と言われたのです。
持ち込み材の場合、材料の利益がまったくないので、製材賃を通常の倍にして見積もりさせていただいているのですが、それでも注文をいただき、先日納めさせていただきました。
木のことなら何でも気軽に御相談下さい。

投稿者 katsumata : 17:59

2008年12月13日

店内の無垢板展示販売風景です。

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勝又木材は、五日市街道を挟んで両側にあり、新宿方面から来ると、左側に従来の店で、右側に外壁が板貼りの建物があり、そのもう少し先に建築部門の㈱カツマタがあります。
写真は、右側の板貼りの建物内部の様子で、御覧のように針葉樹・広葉樹の無垢一枚板を取り揃えて、価格表示して展示しています。
もちろん、こういった素材を使って、テーブルや本棚などの製作やカウンター材の表面削りなども承っております。
また、ホントに気軽に近所のおばさんなども御来店いただき、まな板削りや、100円コーナーの木のカット、踏み台の製作依頼などなど、できることはなんでも承っております。

今日知ったのですが、うちの近所の木材市場の忘年会は、12月24日だそうです。
ほとんどの行事には参加している私なのですが、さすがにクリスマスイブの忘年会に、嫁や子供のことを考えずに参加するのも、家庭不和の原因になりそうなので、最初ちょっとだけ顔出して帰るか、欠席しようかと考えています。
うちの近所の木材市場の集まりは、私がダントツで若く、他の方々は2廻り以上年上の人ばかりなので、クリスマスイブなど関係ないのかもしれません。ただ私自身、騒がしいノリの宴会が苦手な方なので、60代・70代の方々と飲むのも、嫌いではありません。
これから忘年会シーズンですが、医者に肝機能が低下していると最近言われたので、あまり飲み過ぎないよう気をつけようと思っています。

投稿者 katsumata : 18:36

2008年12月12日

ケヤキの小テーブル製作中です。

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ひび割れも穴もあって、価格も控えめのケヤキ板ですが、削ってみるとやはり、ケヤキの木目は美しいものです。「広葉樹の王様」と言われるだけのことはあります。
明日は、土曜営業日です。皆様の御来店お待ちしています。

投稿者 katsumata : 19:30

2008年12月11日

「杉平角」、取り扱いあります。

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写真は、杉の平角で、巾300㎜×厚120×長さ4mのものです。
ブログだけ見ている方には、無垢一枚板ばかり扱っていて一般建築用木材を扱っていないと思われているかも知れませんが、やはり売上げの柱は今でも建築用木材・建材等なので、こういった杉の平角(梁材)も当然扱っています。
今日は、木場へ行ってきました。何故か道が空いていて、行きは45分で着きました。
現在では、木場で木を仕入れるということは、ほとんどありませんが、丸太の製材挽き割りなどは木場へ行くことが多くなっています。製材賃は倍近くかかるのですが、運搬にとられる時間が少なくて済むという利点と、賃挽き専門のような形で営業している製材所なので、対応が慣れているということなどもあり、利用させてもらっています。
今日は、楠と桜を製材に出したのですが、今年中にもう1回は木場へ製材に行く予定をしているので、「板や丸太を薄く挽き割ってほしい。」といったご注文がありましたら、早めに御相談下さい。

投稿者 katsumata : 19:36

2008年12月10日

木のサイズカット、削り、できます。

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写真は、杉の巾225㎜×厚12㎜の特一等板材です。
今回注文いただいたのは、「空手の板割り材」として、長さカット及び厚み調整してほしいというものです。空手の板割り材としての杉板の販売は、これが初めてではありません。
こういった、建築と関連のない木の使い道としての需要もできるだけ多く取り込んでいければいいと思っています。
一般の人によく言われるのは、「材木屋さんは、木1本2本の細かい商売はやらないと思ってました。」というような内容のことです。うちは、相当前から現金客を大事にしようと考えてきましたが、現在のような大不況に突入しそうな状況の中だと特に、現金で買いにきてもらえるお客様を少しでも多くひろっていければと思います。
また、「伐採した庭の木を、記念として形を代えて残したい。」という問い合わせなどもあります。
簡単に、ぶつきりして丸太椅子を何個か作るだけという場合でも、丸太の引き取り、製材所への運賃、製材所に払う加工賃、御自宅への配送賃等合わせると、5~10万円くらいかかります。
「その木で、テーブルや椅子、本棚などを作ってほしい」ということになると、また別に乾燥賃が天乾にしても人乾にしてもかかり、製作手間などを入れると、計数十万になってしまう場合などもあります。
ただ、こういった需要のある方は、話をするとわかってくれる人達が多いので助かっています。
木に関することなら何でも、気軽に御相談下さい。


投稿者 katsumata : 09:19

2008年12月08日

「栗の洗面カウンター」です。

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今、ブログに載せる写真を撮りに作業場へ行ったら、ちょうど突貫で栗の板を仕上げている最中だったので、その写真を載せました。
今まで浅い付き合いのあった、割と大きなリフォーム業者さんが今度、無垢リフォームを始めようと企画していて、その最初の仕事の中で、洗面カウンターに無垢一枚板を使いたく注文いただいた案件です。
工期がなかったのですが、せっかく無垢一枚板を使っていきたいと希望してくれている担当者さんの頼みということもあり、スタッフが残業して仕上げてくれています。
写真は、栗の巾600ミリくらいの板を平面出しし、チギリを3箇所入れた状態です。
取り付けて完成した状態の写真を撮らせてもらい、ブログ掲載の許可をもらえたら、またご紹介したいと思います。

投稿者 katsumata : 19:49

「栗の洗面カウンター」です。

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今、ブログに載せる写真を撮りに作業場へ行ったら、ちょうど突貫で栗の板を仕上げている最中だったので、その写真を載せました。
今まで浅い付き合いのあった、割と大きなリフォーム業者さんが今度、無垢リフォームを始めようと企画していて、その最初の仕事の中で、洗面カウンターに無垢一枚板を使いたく注文いただいた案件です。
工期がなかったのですが、せっかく無垢一枚板を使っていきたいと希望してくれている担当者さんの頼みということもあり、スタッフが残業して仕上げてくれています。
写真は、栗の巾600ミリくらいの板を平面出しし、チギリを3箇所入れた状態です。
取り付けて完成した状態の写真を撮らせてもらい、ブログ掲載の許可をもらえたら、またご紹介したいと思います。

投稿者 katsumata : 19:49

2008年12月05日

「かいずかいぶき」幅広板、あります。

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写真は、庭木で有名な「カイズカイブキ」の板で、プレーナー削りしたものです。
巾は50cm前後あり、この木にしては珍しいくらいの大径木だったものと推測できます。これよりも巾の広い板もありますので、興味のある方は、お問い合わせ下さい。
どういった使い道がふさわしいのか、私もよくわかりませんが、独特の木目を持っているので、そのあたりを生かした使い方ができればいいかと思います。
香りは、ほのかで、割合い上品です。

明日は、土曜営業の日です。駐車スペースもありますので、みなさん吉祥寺に遊びに来る際には、勝又木材に是非お立ち寄り下さい。材木屋というイメージよりは若いスタッフがお待ちしています。

投稿者 katsumata : 19:28

2008年12月04日

「欅の台、柿渋塗り」、です。

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写真は、比較的安めの欅材で注文製作した「欅の台」で、笹田製作です。
仕上げには珍しく柿渋を使用しました。柿渋を塗ることで、赤・白が目立たなくなるので、このケヤキ材には最適だったのではないかと思います。
写真の背景になっているのが、何を隠そう当社で最も高価な板である「桧無節カウンター」で、長さ4.7メートル、巾600㎜前後の品物です。
価格は100万円と、買いやすくなっていますので、寿司屋とか高級割烹などの店舗改装などがありましたら是非御検討いただきたいと思います。
いつもいつも、「景気が悪い。」とか「不況だ不況だ。」などと木材仲間などと話していますが、テレビを見ていたら、世界的には、多国と比較すると日本は好景気ということになるそうです。
外国と比べたらまだまだ良い状況なので、私も前向きに頑張っていこうと思います。皆さんも消費を控えずに思い切って「木」を買いに来て下さい。

投稿者 katsumata : 18:28

2008年12月02日

「杉の5m強カウンター材」、入荷しました。

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写真は、5m×巾630㎜×厚75㎜の杉カウンタ材です。
厚み75㎜のものは、この1枚のみの入荷で、すでに引き合いがあるのですが、厚み60㎜のものがこの他に4枚、購入して仕入れ先に保管してもらっています。
うちの在庫もそうなのですが、ほとんどが長さ4m前後までなので、長めのカウンター材の引き合いがあると、注文で取り寄せることになるので、どうしても高くついてしまいます。
これは在庫として仕入れたので、1枚¥80000~¥100000で販売できますので、興味のある方は是非見に来て下さい。
それにしても最近、掛売りを希望して御来店される建築業者様がよく来ます。
ちょっと前までなら取引を開始しているような感じのしっかりしてそうな建築業者様も来るのですが、内定取り消し・派遣切りなどが問題になるほど深刻な不況の世の中なので、「当面は、現金売り以外受付けられません。」と皆さんに申し上げています。
そのうち日本もアメリカのように、現金決済が当たり前の時代になってしまうのではないかとさえ考えてしまいます。

投稿者 katsumata : 16:39