[2006年09月19日] アーカイブ

2006年09月19日

先週、「お宝市」行ってきました。

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上の写真は、先々月の鶴ヶ島の特売で仕入れたケヤキの無垢一枚板です。サイズは、約75㎝×75㎝×2.4㎝で計3枚あります。市場ではほとんど見かけないようなサイズなので、ある意味貴重品ともいえるかと思います。
先週、中野駅沿いにある新東京木材木協同組合の「お宝市」に行ってきました。
「お宝市」とは、各材木屋の在庫として眠っている木材(化粧材や銘木)を持ち寄り、持ってきた材木屋本人が競り売りするというものです。在庫として眠っていたものなので、出品のほとんどが乾燥しているということと、材木屋がわざわざ市場に持ってきているもののため、持ち帰りたくないという思いから、思ったような金額にまで競りあがらなくても売ってくれるというメリットがあります。私がはじめに競り落としたのは檜の板で、巾40㎝上の節板2枚と、巾20㎝上の無節板4枚の計6枚でした。かなり安めの競り開始価格を売主が設定していたためかなかなか競り声が出なくて、誰か声を出してあげないと売主がかわいそうな感じだったので、とりあえず声を出そうと思い、こんな金額で落札するはずがないというような金額を言ってみました。ところが声を出してすぐ、その金額で落札となってしまったのです。おそらく、この売主は材木屋でもありますが、主催側である協同組合の理事も勤めているため、盛り上げようとして思い切った安値落札をしてくれたのだと思います。一緒に行った材木屋さんも「ビックリするほど安く買えたね。勝又さんがいらなかったら、うちで引き取ってもいいよ」と言っていたので、半分譲ることにしました。
他に、いくつか目をつけていたものがあったのですが、そのうち一点だけ、競りあがっても買いたい「モアビ」の無垢一枚板がありました。サイズは約2.5m×600㎜×50㎜だったと思います。この板は、今回出た物の中でもずば抜けて光を放ってみえ、渋い、味のある板です。かなりの値段をつけてでも競り落としたいと思った物でした。
いよいよ、その「モアビ」の板の競りの順番が来ました。最初は様子を見るため、安めに競り開始価格を私が出しました。その後、2人ほど声が出て競りあがり、その次に私がもっと上の金額を出して、数秒後に落札できました。やっぱり東京の木材の競りは、買いたい材木屋が少ないので良いものが安く買えるということを再確認できました。
この板が地方の大勢人が集まる市場で競られていたら、きっと今回の落札金額の2~3倍くらいの値がつくのではないかと想像できます。

投稿者 katsumata : 08:03