[2006年07月18日] アーカイブ

2006年07月18日

入間まで行ってきました。

今日は、寿司屋さんのまな板削りの注文があり、朝、関町まで桧板を引き取りに行ってきました。
そこは、今度吉祥寺で新規オープンする寿司屋さんのオーナーの自宅で、板材は、かつてオーナーのお父様が寿司屋を営業していたときにカウンターとして使っていた桧材で、それをまな板として再生させたいという注文でした。その桧は汚れてはいましたが立派な板で、三面無節で長さ約3.6m×幅36㎝ほどあり、金額にして20~30万円くらいの価値のあるものでした。
これだけの幅の板の反りを直して、最終的に超仕上げをかけるとなると、専門の職人にお願いするしかなく、また、納入日がせまっていたため入間まで持っていきました。
製材所に着くと、材を見るなり「砂利かんでたり、釘が残ってたりすると大変だぞ!それで刃こぼれするとそれだけで15000円かかるんだ」とおどかされました。汚れていて釘が残っているか判別できないため、まず両側面を数ミリづつ切り落とし、きれいな面にしてから見てみました。幸い、釘や砂利はなかったため、そのまま「幅450ミリまでの板の反りを直せる手押し機械は、ほとんど持っているところはないよ」などと職人さんから聞きながら、板の反り直し・表面粗削りを見ていました。まだ超仕上げをかけたわけではないのですが、やはり削ると見事な桧で、あれだけ汚れていても無垢板は一皮むけば何度でも使える本物でした。ただ、釘後が削りきれず、残ってしまう所が残念です。材によっては再生させるのに手間代がかかりすぎて、材料費より高くなってしまう場合が結構あるのですが、この板は再生させるだけの価値のあるものでした。ただ、一般の人が思っているより、おそらく手間代は高いと思います。イレギュラーな注文のため、まだ手間代ははっきりしていませんが、まな板五枚とって、数万円かかると思います。一般の人からすると、「木を削るだけだから、たいしたことないだろ」と思いがちですが、反りや曲がりのある木を直して、超仕上げまでかけるとなると、ただ削るのとは大違いです。設計士の方がサービスで請けたようなことを言っていましたが、サービスにしては金額がはってしまうので、うちも請求しずらい気持ちです。

投稿者 katsumata : 18:18