[2006年06月20日] アーカイブ

2006年06月20日

材木屋の職業病

昨日、久しぶりに、鍼・マッサージ治療に行ってきました。調子悪い時は、週2・3回行っていたのですが、暖かくなってきて調子が良いので1ヶ月以上行ってなかったのですが、なんとなく行きたい気分になったのです。ほとんどの材木屋さんは、腰痛持ちです。私はというと、働きはじめたころは、あまり考えずに体が鍛えられると思ってやっていましたが、4~5年前、東久留米の滝山団地の5Fに無垢のフローリングや石膏ボードの大量搬入があり、普段なら2~3人で運ぶのですが、そのときは年末で忙しく、尚且つ現場も材料を待っていたので、一人で半日かけて荷揚げしたのです。その日は、ただ疲れたと思っただけで、その後何事もなく日が過ぎ、年明けて2~3日してから、寝起きのとき腰に激痛が走り2~3日してやっとコルセットをして外出できるくらいになり、すこしづつ回復していったという経験以来、作業の最中は平気でも無理すると後で歪みがくることを悟り、現在は身体をいたわりながら荷運びしています。(酒を飲みすぎて、気持ち悪くなった経験を何度かつむと、気持ち悪くなるより少し前に飲む量を控えたりするのと同じように経験してみて、やっとわかったことです。)
今日、木材市場へ行き、話をしていたら、首都圏で最も多く建売住宅を建てている会社の建物何百棟かに耐震強度不足が見つかったという話を聞きました。この会社の内容は良くわかりませんが、大きな建売業者のほとんどは、過剰なまでのコスト削減を行なっています。(私たち町の材木屋はAグレードかBグレードの木材しか扱わないのですが、大きな建売のほとんどは、その下のCグレードの安い材木を使っているそうです。)姉歯問題やシンドラー社の問題と同様、今回の件もコスト削減圧力による歪みなのだろうと感じました。身体だけではなく何事も、無理が重なると、どこかでその歪みが噴出するので、あまり焦らず生きていこうと思います。

投稿者 katsumata : 07:53